ペジャ日記

備忘録です。

遺伝子検査を受けてみた

今年5月に会社の人間ドックを受けたが、その時オプションとして遺伝子検査も受けられるとのことだったので、やってみた。個人情報をたくさん含むトピックなので詳細は語れない。

概要

DNAの配列から自分の病気リスクが日本人全体の平均と比較してどれくらいか、相対リスクを示してくれるもの(例えば「Aという病気に日本人が一生のうち罹る可能性が2%だとして、あなたは5%くらいの可能性で罹ります」という感じ)。

病気ごとの予防策も教えてくれる。

※環境によってどうにもできない遺伝性のがんとかは除外とのこと。つまり、自分の努力で改善をはかることができる病気についてだけ調べてくれる

※私が利用したサービスがこうだっただけで、ほかのサービスがどうかは不明

 

方法

血液検査。いつもより3本くらい多くとられたが、それだけ。とても簡単だった。

結果が出るまで2か月くらいかかった。私が申し込んだのは無料オプションだったのだが、有料のサービスだったらもう少し早かったりするのだろうか。

 

感想

  • 自分に特有のリスクが数値化され可視化されるので、「何だかんだ自分は大丈夫だろう」というバイアスを解除するのによい。
  • 予防策については、医学的エビデンスに基づいたものが出てくるので安心感がある一方、基本的には「生活習慣をちゃんとする」になるので、目新しさはあまりない。
  • 私の相対的にリスクが高い病気の1つに胃がんがあったが、これにはピロリ菌の除菌という固有の効果的な対策があるので、やっていこうとなった。
  • ストレートに数値が示されるので人によってはかなり恐怖を感じてしまい、精神衛生上よくないかも。

 

 

お盆にみて面白かった番組

東京リボーン

毎年お盆の時期は実家に帰って家族と過ごしつつ友人とお酒を飲むなどしていたけど、コロナ禍の昨今、都内在住の私は実家に帰るのも憚られたため、おとなしく都内の自宅でVODを見たりしてダラダラしておった。

NHKオンデマンドの「東京リボーン」という番組がよかった。

 

www.nhk-ondemand.jp

 

この番組は、東京都のインフラ構築やオリンピック競技場建設などを工事現場の目線から伝えているもので、予算やスペースが限られた中でいろいろ問題が発生し、いかに現場の人たちが工夫してそれを乗り越えるか、というところに焦点があたっていた。

 

例えば東京アクアティクスセンター(オリンピックプール会場)の建設においては

・予算がない

・時間がない

・周りの住人に配慮して工事しなければならない

とかの理由で、従来通りのやり方では無理なので、高難易度の工事をする必要がある。

(この時は確か「屋根を地上で作ってそのまま上に持っていってはめる」みたいなことをしていた)

高難易度であるから当然スムーズにはいかず、屋根がうまく接合しないのだが、現場作業員が知恵を振り絞り、当初の手順にない工夫をして接合させる。

この現場の人々がまるでドラマの登場人物のようなかっこよさで、非常に面白かった。

 

感じたこと

こういうプロフェッショナル系をみると、どうしても自分と比べてしまうものである。

「時間がない」「予定にない」「聞いてない」「(後で怒られたくない)」など言い訳先行型の自分だが、これらは逆説的にかなりかっこ悪い。
明日から仕事への態度を改めようかとも思ったけど、誰しも怠惰な一面はもっており、工事現場の方々のかっこいいところをみせるNHKの編集力がすごかったということにしておいて、明日からもほどほどに頑張ります。